今日の株式見通し=しっかりか ダウ平均は大幅安もエヌビディアは大幅高

 東京市場はしっかりか。米国株は下落。ダウ平均は274ドル安の38380ドルで取引を終えた。1月ISM非製造業PMIが市場予想を上回り、10年債利回りが大きく上昇したことが売り材料となった。ただ、序盤に400ドル超下げたところからは幾分戻して終えている。ドル円は足元148円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて45円安の36335円、ドル建てが30円安の36350円で取引を終えた。

 ダウ平均は下に値幅が出たが、エヌビディアが4%超上昇するなど半導体株の一角には強い動きも散見された。国内半導体株は米国株安のネガティブな影響が限定的となるだろう。米金利上昇でドル円は円安気味に推移している。本日はトヨタ<7203.T>が決算を発表予定でもあるだけに、円安は日本株の支援材料として意識されやすい。CME225先物は横ばい圏からのスタートを示唆している。米国株が下げており上値追いには慎重になると思われるが、押しが深くなるようなら買いは入りやすく、底堅い動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは36100円-36550円。
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