今日の株式見通し-堅調か エヌビディアが時間外で急伸
東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落した。ダウ平均は48ドル高の38612ドルで取引を終えた。公表された1月のFOMC議事録では多くのメンバーが早期の利下げに慎重なスタンスを示していたことが判明し、10年債利回りが上昇。エヌビディアが決算発表前に一段と売られたこともあり、3指数とも大半の時間はマイナス圏で推移した。しかし、終盤にかけて鋭角的に水準を切り上げ、ダウ平均とS&P500はプラス圏に浮上した。ドル円は足元150円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて120円高の38410円、ドル建てが130円高の38420円で取引を終えた。
引け後に決算を発表したエヌビディアは、時間外で急伸している。米3指数も引け味は悪くなく、エヌビディアの決算を好感した買いが入ると予想する。半導体株が上昇をけん引すると思われるが、米国株の上昇基調継続への期待が高まることで、半導体株以外にも好影響が波及するだろう。FOMC議事録を受けて米長期金利は上昇したが、米国株の大幅安を誘発するほどではなかっただけに、バリュー株にも資金が向かう要素がある。東京市場は三連休を前に売り方の買い戻しも入りやすく、上値を追いやすい地合いが続くと予想する。全面高となった場合には史上最高値(38915.87円)の更新にも期待がかかる。日経平均の予想レンジは38350円-39000円。
引け後に決算を発表したエヌビディアは、時間外で急伸している。米3指数も引け味は悪くなく、エヌビディアの決算を好感した買いが入ると予想する。半導体株が上昇をけん引すると思われるが、米国株の上昇基調継続への期待が高まることで、半導体株以外にも好影響が波及するだろう。FOMC議事録を受けて米長期金利は上昇したが、米国株の大幅安を誘発するほどではなかっただけに、バリュー株にも資金が向かう要素がある。東京市場は三連休を前に売り方の買い戻しも入りやすく、上値を追いやすい地合いが続くと予想する。全面高となった場合には史上最高値(38915.87円)の更新にも期待がかかる。日経平均の予想レンジは38350円-39000円。