ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い戻し

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し。2時時点では150.44円と24時時点(150.33円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。24時前に150.31円付近まで弱含んだ後、米長期金利の上昇などを手掛かりに150.50円台まで再び買いが入ったものの、積極的に上値を試す展開にはならなかった。なお、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁のあいさつでは経済や金融政策についての言及はなかった。

 ユーロドルは底堅い。2時時点では1.0861ドルと24時時点(1.0860ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。全般に欧州通貨が強含んだ流れに沿って1.0867ドルまで本日高値を更新。ポンドドルも手掛かり材料を欠く中ではあったが、一時1.2706ドルまで値を上げた。

 ユーロ円は2時時点では163.40円と24時時点(163.26円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。ドル円やユーロドルの上昇につれて163.52円まで上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.84円 - 150.57円
ユーロドル:1.0838ドル - 1.0867ドル
ユーロ円:162.50円 - 163.52円

(岩間)
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