今日の株式見通し=小動きか 米国株は3指数がそろって下落

 東京市場は小動きか。米国株は下落。ダウ平均は97ドル安の38989ドルで取引を終えた。テスラが7%を超える下落となったほか、アップルやアルファベットなど主力のグロース株に強めに売られる銘柄が多く、概ね軟調に推移した。ただ、終盤にはプラス圏に浮上する場面もあるなど、押し目を拾う動きは見られた。ドル円は足元150円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて45円安の40105円で取引を終えた。

 米国株安を受けて買い手控えムードが強まるとみるが、日経平均はきのう節目の40000円を突破しており、売り急ぎは抑制されるだろう。CME225先物は横ばい圏からのスタートを示唆しており、場中も40000円は意識されそうだ。きのう4日は日経平均は上昇した一方でプライムでは値下がり銘柄が多く、TOPIXは下落した。日本株全体では過熱感がそれほど高まっておらず、下値での買い意欲は旺盛と推測される。米国株安の割にはしっかりとしたスタートとなり、寄った後も底堅く推移すると予想する。日経平均の予想レンジは39900円-40300円。
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