欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、円買い一巡

 7日の欧州外国為替市場でドル円は円買い一巡。20時時点では147.86円と17時時点(147.93円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。日銀の早期金融政策修正の思惑を背景とした円買いは147.81円まで進んだところで一服。欧州中央銀行(ECB)の金融政策発表も重なるNY勢参入のタイミングを前にいったん動きを落ち着かせて安値圏でもみ合いとなった。

 ユーロ円も円買いの勢いが落ち着く。20時時点では161.12円と、17時時点(161.15円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の動向を受けた円相場を反映。161.00円を安値に161.45円前後へ戻す場面もあった。

 ユーロドルは動意限定的。20時時点では1.0896ドルと17時時点(1.0894ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の下振れの影響で1.0888ドルまで下落したものの、それでも本日ここまでの値動きは19Pipsにとどまっている。引き続きECB結果公表を控えた様子見ムードが根強い。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.81円 - 149.38円
ユーロドル:1.0888ドル - 1.0907ドル
ユーロ円:161.00円 - 162.85円

(関口)
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