ドル円、下値堅い 米長期金利が上昇に転じる

 ドル円は下値が堅い。日銀の金融政策決定会合に関する一部報道や中川順子日銀審議委員の発言などで、日銀の早期政策修正観測が高まる中、NY勢参入後も円買い・ドル売りが進行。22時30分前に一時147.59円と2月2日以来の安値を付けた。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり148.22円付近まで持ち直している。一時は4.0498%前後と2月5日以来の低水準を付けた米10年債利回りが上昇に転じたことなどが相場を下支えした。

(中村)
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