今日の株式見通し=堅調か 米国ではエヌビディアなど半導体株が大幅上昇
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は130ドル高の38791ドルで取引を終えた。パウエルFRB議長が上院の議会証言で利下げ開始がそう遠くはないと発言したことで、ハイテクグロース株を中心に買いが入った。米長期金利は一段と低下しており、ドル円は足元147円90銭近辺と円高(ドル安)に振れている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて170円高の39530円、ドル建てが265円高の39625円で取引を終えた。
米国株は上昇したが、円高も進行しており、日本株を見る上では好悪材料が混在する。ただ、エヌビディアが4%超上昇したほか、オン・セミコンダクターやマイクロチップ・テクノロジーなどが大幅高となるなど、米国では半導体株の動きが良かった。きのう大きく崩れた半導体株に対する売り圧力は和らぐと思われる。米雇用統計の発表前で円高に対する警戒はくすぶるが、ドル安は米国株の上昇を後押しすることにもつながる。半導体株や円高に耐性のある内需株がしっかりとした動きを見せることで、全体としては水準を切り上げる展開を予想する。日経平均の予想レンジは39300円-40000円。
米国株は上昇したが、円高も進行しており、日本株を見る上では好悪材料が混在する。ただ、エヌビディアが4%超上昇したほか、オン・セミコンダクターやマイクロチップ・テクノロジーなどが大幅高となるなど、米国では半導体株の動きが良かった。きのう大きく崩れた半導体株に対する売り圧力は和らぐと思われる。米雇用統計の発表前で円高に対する警戒はくすぶるが、ドル安は米国株の上昇を後押しすることにもつながる。半導体株や円高に耐性のある内需株がしっかりとした動きを見せることで、全体としては水準を切り上げる展開を予想する。日経平均の予想レンジは39300円-40000円。