欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、伸び悩み

 14日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。20時時点では147.74円と17時時点(147.86円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。昨日高値の148.05円手前で上値の重さを確認すると、時間外の米10年債利回りが低下に転じた影響もあり、147.70円台までやや上値を切り下げた。

 ユーロドルは下げ止まり。20時時点では1.0939ドルと17時時点(1.0935ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇が一服したことで下げ止まったが、2月米卸売物価指数(PPI)など一連の米経済指標の発表を控えていることから積極的に買い戻す動きにもならなかった。

 ユーロ円は20時時点では161.63円と17時時点(161.69円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。161円台後半のレンジ内推移が続いたが、ドル円の下落につれてやや伸び悩む場面が目立った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.53円 - 147.97円
ユーロドル:1.0932ドル - 1.0955ドル
ユーロ円:161.56円 - 161.91円

(岩間)
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