ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上昇一服

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇が一服。24時時点では151.67円と22時時点(151.76円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。日銀が緩和的な金融環境を維持するとの見方を背景に円売りが先行すると一時151.82円まで値を上げたものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前にポジション調整目的のドル売りが出ると伸び悩んだ。昨年11月13日の高値151.91円や2022年10月21日の高値151.95円が重要なレジスタンスとして意識された面もあった。

 ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.0849ドルと22時時点(1.0842ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。欧州序盤に一時1.0836ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。FOMC前にポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りが入ったようだ。

 ユーロ円は小動き。24時時点では164.55円と22時時点(164.54円)と比べて1銭程度のユーロ高水準。米重要イベントを前に様子見ムードが広がっており、大きな方向感は出ていない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.77円 - 151.82円
ユーロドル:1.0836ドル - 1.0872ドル
ユーロ円:163.83円 - 164.74円


(中村)
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