東京外国為替市場概況・15時 ドル円、方向感定まらず

 25日の東京外国為替市場でドル円は方向感定まらず。15時時点では151.22円と12時時点(151.14円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。先週末安値151.01円手前での底堅さを確認すると、時間外の米10年債利回りが4.21%前後まで上昇したこともあり、151.30円台まで戻した。もっとも、早朝の高値には届かず失速するなど、方向感が定まらなかった。なお、日経平均は474円安とこの日の安値圏で取引を終えた。

 ユーロ円は伸び悩み。15時時点では163.64円と12時時点(163.55円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に連れて163.70円付近まで値を上げるも、早朝の高値水準が抵抗として意識されると伸び悩んだ。日経平均の軟調推移も重しとなった模様。

 ユーロドルは様子見。15時時点では1.0822ドルと12時時点(1.0821ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米長期金利が小幅上昇するも反応は薄く、1.08ドル台前半での狭いもみ合いとなった。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.05円 - 151.45円
ユーロドル:1.0802ドル - 1.0822ドル
ユーロ円:163.32円 - 163.71円


(川畑)
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