東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ渋り

 28日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。15時時点では151.35円と12時時点(151.36円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。軟調に推移していた日経平均の下げ幅が一時700円超となる中、151.25円まで下押してわずかに本日安値を更新。もっとも、下げが一服すると151.30円台に押し戻された。

 ユーロドルは小高い。15時時点では1.0824ドルと12時時点(1.0822ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米10年債利回りは4.20%台に小幅低下したほか、ドル円でのドル売り・円買いもあり、1.0827ドル前後まで値を上げて本日高値に近付いた。もっとも、本日これまでの値幅は20pipsにとどまっており、欧州勢の参入待ちの様相が濃かった。

 ユーロ円は小動き。15時時点では163.76円と12時時点(163.75円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ドル円、ユーロドルいずれも小動きだったこともあり、163.70円台を中心とした狭いもみ合いとなった。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.25円 - 151.54円
ユーロドル:1.0808ドル - 1.0828ドル
ユーロ円:163.50円 - 163.87円

(川畑)
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