東京外国為替市場概況・12時 ドル円、伸び悩み

 2日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。12時時点では151.68円とニューヨーク市場の終値(151.65円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。仲値通過後も堅調な推移が続くと、3月27日以来となる151.79円まで上値を広げた。もっとも、介入警戒感がくすぶる中では一方的な上昇とはならず、その後はやや押し戻された。

 ユーロドルは小安い。12時時点では1.0735ドルとニューヨーク市場の終値(1.0743ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円でドル買い・円売りの流れとなった影響を受け、1.0730ドルまで下押して本日安値にわずかに更新した。また、ポンドドルは1.2541ドルまで値を下げて本日安値に並んでいる。

 ユーロ円はもみ合い。12時時点では162.82円とニューヨーク市場の終値(162.92円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が上げる一方でユーロドルが下押した事もあり、162円台後半で方向感が定まらなかった。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.51円 - 151.79円
ユーロドル:1.0730ドル - 1.0745ドル
ユーロ円:162.62円 - 163.07円


(川畑)
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