東京外国為替市場概況・10時 ドル円、底堅い

 2日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。10時時点では151.68円とニューヨーク市場の終値(151.65円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。ユーロ円などのクロス円の売りに連れて151.51円まで売られる場面もあったが、昨日に続き東京仲値にかけては不足(ドル買い需要)となったことで、10時過ぎには151.71円まで買われ底堅さを維持している。

 ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.0737ドルとニューヨーク市場の終値(1.0743ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の売りに連れて昨日安値に並ぶ1.0731ドルまで弱含んだが、ユーロ円が下げ渋ったこともあり、積極的に下値を仕掛けにいく勢いはなくもみ合い。

 ユーロ円は下げ渋り。10時時点では162.86円とニューヨーク市場の終値(162.92円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。9時頃には昨日安値162.79円を下抜け、先月19日以来となる162.62円まで弱含んだ。もっとも、東京仲値にかけてはドル円に買いが入ったことで下げ渋り、162.90円近辺まで戻した。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.51円 - 151.71円
ユーロドル:1.0731ドル - 1.0745ドル
ユーロ円:162.62円 - 163.07円


(松井)
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