東京外国為替市場概況・17時 ドル円、戻り鈍い

 21日午後の東京外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。17時時点では140.55円と15時時点(140.64円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。東京市場で140.62円まで下げた後は140.91円付近まで下げ渋る場面があったが、戻りは限定的。ドルの信認低下が意識されるなか、欧州勢不在でもドル売りの流れが再開すると一時140.55円まで下値を広げた。

 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.1555ドルと15時時点(1.1530ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ高水準だった。1.1500ドルを割り込むことなく、再びドル売りが強まると一時1.1567ドルまで本日高値を更新している。

 ユーロ円は17時時点では162.41円と15時時点(162.17円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。しばらくは162円台前半で方向感がなかったが、ユーロドルが上昇した影響を受けて162.57円まで値を上げている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:140.55円 - 142.25円
ユーロドル:1.1383ドル - 1.1567ドル
ユーロ円:161.65円 - 162.57円


(越後)
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