欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、もみ合い

 2日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。22時時点では151.69円と20時時点(151.69円)とほぼ同水準だった。151.60円台を中心としたレンジ内でのもみ合いとなった。米10年債利回りは昨年11月28日以来の高水準となる4.4012%前後まで上昇したものの、相場への影響は限られた。

 ユーロドルは底堅い。22時時点では1.0749ドルと20時時点(1.0745ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。21時過ぎに1.0756ドルまで本日高値を更新。3月独消費者物価指数(CPI)速報値が前月比で市場予想を下回る結果となったこともあり、その後は買いも一服となったが、一方で独長期金利の大幅上昇が相場を下支えする構図が続いている。

 ユーロ円は22時時点では163.05円と20時時点(162.99円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。21時過ぎに163.11円まで本日高値を更新し、その後も底堅く推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.51円 - 151.80円
ユーロドル:1.0725ドル - 1.0756ドル
ユーロ円:162.62円 - 163.11円

(岩間)
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