ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロ円、上値が抑えられる

 8日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は上値が抑えられる。2時時点では164.74円と24時時点(164.77円)と比べて3銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇に連れてユーロ円も164.85円まで一時上値を伸ばした。しかし、続伸して始まった米株主要3指数が、一時3指数ともにマイナスとなったこともあり上値が抑えられた。

 ドル円はもみ合い。2時時点では151.83円と24時時点(151.81円)と比べて2銭程度のドル高水準。米金利の低下が一服したことでドル売りの勢いも弱まったが、ダウ平均など米株が一時マイナスになったことでクロス円の売りが上値を抑え、ドル円は方向感が出ずもみ合いになった。

 ユーロドルは買い一服。2時時点では1.0850ドルと24時時点(1.0853ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。24時過ぎに1.0859ドルまで上値を広げたが、4.40%台まで低下した米10年債利回りが4.43%台まで戻していることで、ユーロ買いも一服となっている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.57円 - 151.94円
ユーロドル:1.0821ドル - 1.0859ドル
ユーロ円:164.19円 - 164.85円


(松井)
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