東京マーケットダイジェスト・12日 ユーロ安・株伸び悩み

(12日15時時点)
ドル円:1ドル=153.20円(前営業日NY終値比▲0.07円)
ユーロ円:1ユーロ=164.10円(▲0.30円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0711ドル(▲0.0015ドル)
日経平均株価:39523.55円(前営業日比△80.92円)
東証株価指数(TOPIX):2759.64(△12.68)
債券先物6月物:144.35円(▲0.18円)
新発10年物国債利回り:0.860%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)     <発表値>  <前回発表値>
2月鉱工業生産・確報値
   前月比          ▲0.6%   ▲0.1%
   前年同月比        ▲3.9%   ▲3.4%
2月設備稼働率 (前月比)     ▲0.5%   ▲7.9%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。東京仲値にかけて本邦輸出企業の売りが持ち込まれると一時152.97円まで下押しする場面があった。ただ、153円割れではすかさず押し目買いが入り153.20円台まで切り返した。

・ユーロドルは弱含み。1.0720ドル台での小動きが続いていたが、欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測が高まるなか、東京午後に入って売りが強まると一時1.0705ドルまで下押ししている。

・ユーロ円も弱含み。東京午前はドル円の下落につれたほか、午後に入るとユーロドルが売られた影響を受けて一時164.04円まで下げた。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反発。昨日の米ハイテク株が堅調に推移したことを好感して東京市場でも買いが優勢となり、指数は一時300円超上昇した。もっとも、一巡後は利益確定売りに押される形で上げ幅を縮小。値嵩株のファーストリテイリング株が下落したことも重しとなった。

・債券先物相場は3日続落。日銀の国債買い入れオペの購入額が据え置かれたことが好感され一時144.64円まで上昇した。ただ、週末を前に持ち高調整の動きが活発化すると144.35円まで一転下落した。


(越後)
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