ニューヨーク外国為替市場概況･4時　ドル円、堅調

　12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。4時時点では153.21円と2時時点（153.10円）と比べて11銭程度のドル高水準。米株や日経平均先物は軟調な動きを見せているが、リスク回避で上昇していた金先物や原油先物は週末を前に調整の売りが入り上げ幅を大幅に縮小した。NY午前のリスク回避の流れが弱まったことで、ドル円も徐々に堅調地合いになり一時153.22円前後までじり高になった。

　ユーロドルは小動き。4時時点では1.0639ドルと2時時点（1.0642ドル）と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢引け後は値動きが徐々に限られ1.0640ドル近辺を中心に小動きになった。

　ユーロ円は小高い。4時時点では163.00円と2時時点（162.93円）と比べて7銭程度のユーロ高水準。ドル円が買い戻されたことで、ユーロ円も163.11円付近まで強含み小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：152.59円　-　153.39円
ユーロドル：1.0623ドル　-　1.0730ドル
ユーロ円：162.28円　-　164.47円


（松井）