ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では153.23円と24時時点(153.26円)と比べて3銭程度のドル安水準。0時半ころには34年ぶりとなる153.32円まで上値を広げた。その後も目立った下押しもなく、底堅さを維持している。

 ユーロドルは売り一服。2時時点では1.0717ドルと24時時点(1.0705ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。1.0700ドルを割り込んだ後は達成感もあり、売りは一服となった。また、1.0700ドルには12日カットの大きめのオプションがあることで、オプションに絡んだ買いも下支えしたようだ。
 
 ユーロ円は小幅に買い戻し。2時時点では164.22円と24時時点(164.07円)と比べて15銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの売りが一服となったことで、ユーロ円は小幅に買い戻しが進んだ。なお、米株はダウ平均が続落、ナスダック総合は反発し、まちまちな動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.76円 - 153.32円
ユーロドル:1.0699ドル - 1.0757ドル
ユーロ円:163.95円 - 164.70円


(松井)
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