ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では152.96円と2時時点(152.93円)と比べて3銭程度のドル高水準。米10年債入札後に同債券利回りが4.56%台まで上昇したことに連れて152.98円まで一時上値を広げたが、ドル買いはようやく一服となり152.65円近辺まで下押した。しかし、ドル買いの意欲は根強く再び152.90円台まで戻し底堅く推移している。

 ユーロドルは上値が重い。4時時点では1.0736ドルと2時時点(1.0736ドル)とほぼ同水準だった。調整のドル売りが入ると1.0754ドル前後まで戻したが、買い戻しの勢いも限られ上値が重い。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では164.22円と2時時点(164.18円)と比べて4銭程度のユーロ高水準。ドル円に調整が入ると164.04円前後まで売られる場面もあったが、下押しも限られると再び164円前半でのもみ合いに戻った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.68円 - 152.98円
ユーロドル:1.0729ドル - 1.0867ドル
ユーロ円:164.03円 - 164.99円


(松井)
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