欧州外国為替市場概況・20時 ドル円 下値が堅い

 15日の欧州外国為替市場でドル円は下値が堅い。20時時点では153.93円と17時時点(153.90円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。16時30分ごろにつけた153.97円を頭に神田財務官の円安けん制発言も手がかりに買いが一服するも、下押しは153.70円近辺にとどめ高値の手前まで切り返すなど153円後半で下値の堅い動き。なお、神田財務官は、為替について主要国の財務官・中銀幹部と頻繁に連携を取ると述べた。

 ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.0657ドルと17時時点(1.0658ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の堅調な動きも支えに欧州序盤に1.0665ドルまで買い戻しが入ったものの、依然として上値は重く1.0650ドル台で値動きが鈍っている。

 ユーロ円は小動き。20時時点では164.05円と17時時点(164.03円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。164.13円を頭に上昇が一服し、164円を挟んでの狭いレンジ内で振幅。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.98円 - 153.97円
ユーロドル:1.0629ドル - 1.0665ドル
ユーロ円:162.71円 - 164.13円


(金)
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