東京外国為替市場概況・17時 ドル円、戻り鈍い

 3日午後の東京外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。17時時点では157.13円と15時時点(157.29円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。欧州勢の参入後もアジア時間からの流れを引き継いで売りが先行。16時過ぎには157.04円まで本日安値を更新した。節目の157.00円手前ではいったん下げ止まり、157.20円台まで買い戻しが入る場面もあったが戻りは鈍かった。

 ユーロドルは小高い。17時時点では1.0281ドルと15時時点(1.0271ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。買い戻しの流れが継続。時間外の米10年債利回りが4.53%台まで低下するなか、一時1.0285ドルと日通し高値をつけた。

 ユーロ円は17時時点では161.54円と15時時点(161.56円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。16時過ぎに161.39円まで本日安値を更新。その後は161.70円台まで切り返す場面も見られるなど、161円台半ばを挟んで神経質に上下した。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.04円 - 157.57円
ユーロドル:1.0256ドル - 1.0285ドル
ユーロ円:161.39円 - 161.76円

(岩間)
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