欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、下値堅い

 23日の欧州外国為替市場でユーロドルは下値が堅い。22時時点では1.0672ドルと20時時点(1.0655ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。1.0695ドルの高値を付けた後の下押しは1.0653ドル付近に留まり、その後はポンドドルの上昇につれて下値を切り上げている。
 なお、ポンドドルはピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員が「利下げの時期はまだ先のこと」と述べたことに買いで反応し、一時1.2406ドルまで上昇した。

 ドル円は小動き。22時時点では154.81円と20時時点(154.79円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。依然として大量のオプションが意識されている155円の防戦売りに阻まれているが、下押しも極めて限定的で高値圏で張り付いている。

 ユーロ円は22時時点では165.21円と20時時点(164.93円)と比べて28銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが再び上昇するにつれて165.20円台を回復している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:154.66円 - 154.86円
ユーロドル:1.0639ドル - 1.0695ドル
ユーロ円:164.63円 - 165.61円


(越後)
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