東京外国為替市場概況・12時 ドル円、小高い

 25日の東京外国為替市場でドル円は小高い。12時時点では155.43円とニューヨーク市場の終値(155.35円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。ゴトー日(5・10日)の仲値後もドル買いの勢いが続くと、約34年ぶりのドル高・円安水準となる155.45円までわずかに上値を伸ばした。なお、林官房長官は「為替市場の動向をしっかり注視し、万全の対応を行っていきたい」などと発言している。

 ユーロ円は連れ高。12時時点では166.43円とニューヨーク市場の終値(166.21円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれる形で、166.46円まで上値を広げて2008年8月以来の高値を記録した。なお、日経平均の前引けは641.97円安の37818.11円。

 ユーロドルは小動き。12時時点では1.0707ドルとニューヨーク市場の終値(1.0699ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の上昇に連れて1.0709ドルまで値を上げた。もっとも、本日これまでの値幅はわずか15pips程度に留まっている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.20円 - 155.45円
ユーロドル:1.0694ドル - 1.0709ドル
ユーロ円:166.00円 - 166.46円


(川畑)
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