ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。24時時点では153.92円と22時時点(153.51円)と比べて41銭程度のドル高水準だった。22時前に一時153.42円付近まで下押ししたものの、米長期金利が低下幅を縮めると徐々に強含んだ。ユーロ円などクロス円の上昇につれた買いも入り、24時前には153.96円付近まで値を上げた。

 ユーロ円は強含み。24時時点では165.92円と22時時点(165.60円)と比べて32銭程度のユーロ高水準。欧米株価の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると円売り・ユーロ買いが優勢に。24時前に一時165.99円と日通し高値を更新した。
 ユーロ円以外のクロス円も上昇が目立った。ポンド円は一時193.67円、豪ドル円は102.05円、カナダドル円は112.79円、メキシコペソ円は9.11円、南アフリカランド円は8.37円まで値を上げた。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0780ドルと22時時点(1.0787ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。22時前に一時1.0791ドルと日通し高値を付けたものの、前週末の高値1.0811ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が低下幅を縮めたことも相場の重し。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.78円 - 154.01円 
ユーロドル:1.0751ドル - 1.0791ドル 
ユーロ円:164.36円 - 165.99円


(中村)
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