欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、しっかり

 8日の欧州外国為替市場でドル円はしっかり。22時時点では155.60円と20時時点(155.38円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。手掛かり材料は乏しかったものの、根強い円の先安観などを背景にした買いの流れが続いた。米10年債利回りが4.49%台まで上昇するなか、一時155.68円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは下げ渋り。22時時点では1.0749ドルと20時時点(1.0749ドル)とほぼ同水準だった。21時30分過ぎに1.0740ドル付近まで下落する場面があったものの、その後は欧州の金利上昇などを受けて下げ止まった。依然として狭いレンジ内での推移が続いている。

 ユーロ円は22時時点では167.26円と20時時点(167.01円)と比べて25銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて一時167.28円まで本日高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.55円-155.68円
ユーロドル:1.0735ドル-1.0756ドル 
ユーロ円:166.17円-167.28円

(岩間)
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