東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値重い

 15日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では156.39円とニューヨーク市場の終値(156.42円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が買い先行となったことに伴い、9時過ぎに156.56円まで上昇する場面があったものの、その後は買いも一服。本日は5・10日(ゴトー日)とあって本邦実需勢の動向が注目されていたが、仲値に向けて上値を試す動きにはならなかった。

 ユーロ円は伸び悩み。10時時点では169.16円とニューヨーク市場の終値(169.25円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。株高を支えに169.34円まで上昇したが、昨日高値の169.36円手前では伸び悩み。ドル円と同様にやや上値の重さが意識された。

 ユーロドルは10時時点では1.0817ドルとニューヨーク市場の終値(1.0819ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円が上昇した場面で1.0813ドルまで下落したものの、総じて狭い値幅内での動きが続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.39円-156.56円 
ユーロドル:1.0813ドル-1.0821ドル 
ユーロ円:169.16円-169.34円

(岩間)
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