東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ渋り

 14日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。15時時点では156.42円と12時時点(156.44円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。11時過ぎに156.50円を付けた後は上昇一服も、156.40円前後で下押しは限られた。本邦10年債利回りは足もとで0.96%付近で高止まりとなっているが、反応は薄かった。
 15時過ぎにはドル買いが強まり、156.54円まで上値を伸ばしている。

 ユーロ円はもみ合い。15時時点では168.71円と12時時点(168.75円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。後場に入り日経平均がプラス圏に切り返したのをながめ、168.76円付近まで値を上げて本日高値に迫るも頭打ちとなり、その後は高値圏でのもみ合いとなった。
 15時過ぎには168.87円まで上昇している。

 ユーロドルは様子見。15時時点では1.0786ドルと12時時点(1.0787ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。手掛かり材料に乏しい中、1.0790ドルを中心として狭いもみ合いが続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.14円-156.54円 
ユーロドル:1.0784ドル-1.0794ドル 
ユーロ円:168.47円-168.87円

(川畑)
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