東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ渋り

 13日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。15時時点では155.84円と12時時点(155.74円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。155.70円レベルでの底堅さを確認すると、155.87円付近まで小幅ながら値を上げた。なお、本邦10年債利回りは午後に入り0.94%まで一段と上昇したが、反応は薄かった。

 NZドルは弱含み。NZ準備銀行(RBNZ)は1年先と2年先の期待インフレ率を発表し、前回2月時点より下方修正された。これに反応してNZドルが売られると、NZドル円は93.48円まで、NZドル/ドルは0.6000ドルまで、それぞれ下押す場面が見られた。

 ユーロドルはこう着。15時時点では1.0773ドルと12時時点(1.0771ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。手掛かり材料難の中で1.0770ドルを挟んで方向感が出なかった。

 ユーロ円は小高い。15時時点では167.88円と12時時点(167.75円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが小動きとなる中、ドル円に連れる形で167.90円台までやや値を上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.52円-155.96円 
ユーロドル:1.0766ドル-1.0776ドル 
ユーロ円:167.54円-167.96円



(川畑)
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