東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き

 14日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では156.22円とニューヨーク市場の終値(156.22円)とほぼ同水準だった。156.20円を挟んだ水準での小動きとなった。アジア時間は特段のイベントなども予定されていないが、円の先安観を手掛かりに下値を切り上げる展開が続いていることもあり、1日に急落した後の戻り高値にあたる156.28円を試す展開となるか注目される。

 ユーロ円も小動き。8時時点では168.56円とニューヨーク市場の終値(168.56円)とほぼ同水準だった。168円台半ばでのもみ合いとなった。ドル円の動向につれて推移する傾向が続いており、アジア時間にドル円が上値を試す動きになれば4月29日以来となる169円台を目指して上昇する可能性もありそうだ。

 ユーロドルは動意薄。8時時点では1.0790ドルとニューヨーク市場の終値(1.0790ドル)とほぼ同水準だった。前日終値付近で動意を欠いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.14円-156.24円 
ユーロドル:1.0787ドル-1.0791ドル 
ユーロ円:168.47円-168.60円

(岩間)
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