ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、下値堅い

 20日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下値が堅い。24時時点では1.0865ドルと22時時点(1.0857ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。21時30分過ぎに一時1.0854ドルと日通し安値を付けたものの、前週末の安値1.0836ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。23時30分過ぎには1.0870ドル付近まで下げ渋った。
 なお、ジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長は「政策金利は制限的な領域にある」「ディスインフレの進展鈍化が長期にわたるかどうかを判断するには時期尚早」「インフレは依然としてしぶとい」などと述べたと伝わった。

 ユーロ円は強含み。24時時点では169.56円と22時時点(169.54円)と比べて2銭程度のユーロ高水準。欧米株価の上昇を背景にリスク・オンの円売りが優勢になると、一時169.70円と日通し高値を更新した。

 ドル円は上昇が一服。24時時点では156.06円と22時時点(156.15円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。22時前に一時156.23円と日通し高値を付けたあとは156円台前半で伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.48円 - 156.23円
ユーロドル:1.0854ドル - 1.0884ドル
ユーロ円:168.99円 - 169.70円


(中村)
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