ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、一転上昇
14日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは一転上昇した。24時時点では1.0824ドルと22時時点(1.0803ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。4月米卸売物価指数(PPI)は前月比で予想を上回ったものの、3月の数値が大幅に下方修正された影響だったことから、米金利の上昇とドル高は一時的なものにとどまった。21時30分過ぎには1.0768ドルと日通し安値を付けたものの、米金利が低下に転じると全般ドル売りが優勢となり、24時前に一時1.0826ドルと日通し高値を更新した。
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は「ここ数カ月インフレ沈静化に進展がなかったことを踏まえ、当局は忍耐強くあるべきで、政策金利を引き続き高水準に維持する必要がある」などと述べたものの、この日の発言は1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見内容をほぼ踏襲したため、目立った反応は見られなかった。
ドル円は頭が重かった。24時時点では156.39円と22時時点(156.58円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。21時30分過ぎに一時156.74円と日通し高値を付けたもののすぐに失速し、22時30分前には156.23円付近まで下押しした。
ユーロ円は24時時点では169.28円と22時時点(169.15円)と比べて13銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時169.31円と日通し高値を付けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.14円 - 156.74円
ユーロドル:1.0768ドル - 1.0826ドル
ユーロ円:168.47円 - 169.31円
(中村)
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は「ここ数カ月インフレ沈静化に進展がなかったことを踏まえ、当局は忍耐強くあるべきで、政策金利を引き続き高水準に維持する必要がある」などと述べたものの、この日の発言は1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見内容をほぼ踏襲したため、目立った反応は見られなかった。
ドル円は頭が重かった。24時時点では156.39円と22時時点(156.58円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。21時30分過ぎに一時156.74円と日通し高値を付けたもののすぐに失速し、22時30分前には156.23円付近まで下押しした。
ユーロ円は24時時点では169.28円と22時時点(169.15円)と比べて13銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時169.31円と日通し高値を付けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.14円 - 156.74円
ユーロドル:1.0768ドル - 1.0826ドル
ユーロ円:168.47円 - 169.31円
(中村)