ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、強含み

 9日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは強含み。24時時点では1.0776ドルと22時時点(1.0759ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことが分かると全般ドル売りが優勢となった。23時30分過ぎに一時1.0780ドルと日通し高値を更新した。

 ドル円は頭が重い。24時時点では155.54円と22時時点(155.70円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。低調な米労働指標を手掛かりに全般ドル売りが進むと一時155.44円付近まで下押しした。

 ユーロ円は底堅い動き。24時時点では167.62円と22時時点(167.52円)と比べて10銭程度のユーロ高水準。英国やドイツの株価指数が史上最高値を更新するなど、欧州株相場が底堅く推移すると円売り・ユーロ買いが優勢となった。24時前に一時167.69円と日通し高値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.17円 - 155.95円
ユーロドル:1.0724ドル - 1.0780ドル
ユーロ円:166.75円 - 167.69円


(中村)
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