東京外国為替市場概況・17時 ドル円、弱含み

 21日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。17時時点では156.22円と15時時点(156.38円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。156円台半ばで上値の重さを確認すると、欧州勢の参入後は売りが先行した。時間外の米10年債利回りが4.42%台までやや低下したことなども重しとなり、一時156.03円まで本日安値を更新した。

 ユーロドルは小高い。17時時点では1.0864ドルと15時時点(1.0858ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。対円などでドル売りが進んだ影響もあり、1.0867ドルの高値までじわりと買いが入った。
 
 ユーロ円は17時時点では169.73円と15時時点(169.79円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて一時169.50円の安値まで円買い・ユーロ売りが進んだ一方、ユーロドルが上昇した影響も同時に受けたことから一方的に下落する展開とはならなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.03円 - 156.55円
ユーロドル:1.0851ドル - 1.0867ドル
ユーロ円:169.50円 - 169.94円

(岩間)
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