東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高の流れ維持
21日の東京外国為替市場でドル円はじり高の流れを維持。12時時点では156.43円とニューヨーク市場の終値(156.26円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。時間外取引の米10年債利回りが一時4.45%近辺へ持ち直す場面もあり、156.50円まで上値を広げた。
ユーロ円はやや伸び悩む。12時時点では169.81円とニューヨーク市場の終値(169.65円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。底堅いドル円の円安推移は支えだが、日経平均株価が上昇幅を縮小、中国・香港株がマイナス推移となるなか押し戻され気味。一時169.77円前後へ下押した。
ユーロドルは重い動き。12時時点では1.0855ドルとニューヨーク市場の終値(1.0857ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の一時持ち直しやユーロ円の下押しが重し。1.0851ドルまで下値を広げた。
豪ドルは軟調。5月6-7日開催分の豪準備銀行(RBA)議事要旨が公表され「最近のデータから、インフレリスクが高まっている可能性」と、インフレ高進についての懸念が表明されたことへの反応は鈍かった。その後は中国・香港株のマイナス推移や、金や銅、銀価格など足もとで堅調だったコモディティ価格の反落を受けて、対ドルで0.6647ドル、対円で104.00円まで下振れた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.18円 - 156.50円
ユーロドル:1.0851ドル - 1.0862ドル
ユーロ円:169.57円 - 169.94円
(関口)
ユーロ円はやや伸び悩む。12時時点では169.81円とニューヨーク市場の終値(169.65円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。底堅いドル円の円安推移は支えだが、日経平均株価が上昇幅を縮小、中国・香港株がマイナス推移となるなか押し戻され気味。一時169.77円前後へ下押した。
ユーロドルは重い動き。12時時点では1.0855ドルとニューヨーク市場の終値(1.0857ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の一時持ち直しやユーロ円の下押しが重し。1.0851ドルまで下値を広げた。
豪ドルは軟調。5月6-7日開催分の豪準備銀行(RBA)議事要旨が公表され「最近のデータから、インフレリスクが高まっている可能性」と、インフレ高進についての懸念が表明されたことへの反応は鈍かった。その後は中国・香港株のマイナス推移や、金や銅、銀価格など足もとで堅調だったコモディティ価格の反落を受けて、対ドルで0.6647ドル、対円で104.00円まで下振れた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.18円 - 156.50円
ユーロドル:1.0851ドル - 1.0862ドル
ユーロ円:169.57円 - 169.94円
(関口)