欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 20日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では156.15円と20時時点(155.70円)と比べて45銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが一時4.45%台まで上昇したことで、156.23円まで上値を伸ばした。
  ボスティック米アトランタ連銀総裁は「インフレ目標の2%に到達すると確信できるまでまだ時間がかかる。今年のこれまでのデータは『でこぼこ』だった。我々の現状の金融スタンスは抑制的」などと述べた。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0857ドルと20時時点(1.0871ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りの上昇を受けて1.0854ドルまでわずかに下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では169.54円と20時時点(169.25円)と比べて29銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて、169.61円まで上値を伸ばした。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.48円-156.23円
ユーロドル:1.0854ドル-1.0884ドル
ユーロ円:168.99円-169.61円

(山下)
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