欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、底堅い

 22日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。20時時点では156.42円と17時時点(156.40円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが4.44%台で高止まりするなか、一時156.52円まで上昇。昨日高値の156.55円に迫る水準まで値を上げた。

 ユーロドルはさえない。20時時点では1.0837ドルと17時時点(1.0858ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇に伴うドル買い戻しの流れに沿った。昨日安値の1.0843ドルを下抜けると、20時前には1.0837ドルまで下押し。また、4月英消費者物価指数(CPI)の発表後に急伸したポンドドルも1.2761ドルの高値から1.2720ドル付近まで押し戻された。

 ユーロ円は軟調。20時時点では169.52円と17時時点(169.81円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれて円買い・ユーロ売りが強まり、169.50円台まで押し戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.11円-156.52円
ユーロドル:1.0837ドル-1.0864ドル
ユーロ円:169.46円-169.93円

(岩間)
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