欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル 小じっかり

 23日の欧州外国為替市場でユーロドルは小じっかり。20時時点では1.0845ドルと17時時点(1.0828ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ圏とドイツの5月製造業・サービス部門PMIがおおむね良好な結果となったことも支えに下値の堅い動きとなり、1.0848ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円は上値を伸ばす。20時時点では169.95円と17時時点(169.74円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。ユーロ圏と主要国の5月PMIを受けて一時神経質な動きとなるも徐々にユーロ買いが優勢となり、170.00円までレンジ上限を広げ、169.90円台の高値圏で動きが落ち着いている。

 ドル円は小動き。20時時点では156.71円と17時時点(156.75円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。156.70円を挟んで小幅な上下を繰り返し、方向感は乏しい。イエレン米財務長官は「為替介入は稀であるべきであり、事前の伝達が必要」と強調した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.57円 - 156.90円
ユーロドル:1.0812ドル - 1.0848ドル
ユーロ円:169.29円 - 170.00円

(金)
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