欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、強含み

 14日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。20時時点では1.0796ドルと17時時点(1.0787ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。5月独ZEW景況感指数が+47.1と発表され予想の+46.0を上回ったこと、米10年債利回りが4.47%台へ低下したことなどで、1.0799ドルまで上値を伸ばした。
 
 ユーロ円は小幅高。20時時点では168.88円と17時時点(168.77円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れて、168.92円まで上値を伸ばした。

 ポンドドルは、ピル英MPC委員の発言「景気抑制的な姿勢を維持しつつ、利下げは可能。利下げは夏に検討される公算大」を受けて一時1.2510ドルまで下落した。ポンド円も195.73円まで連れ安に推移した。

 ドル円は小幅安。20時時点では156.43円と17時時点(156.46円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが4.47%台まで低下したことで、156.29円前後まで弱含みに推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.14円-156.54円 
ユーロドル:1.0775ドル-1.0799ドル 
ユーロ円:168.47円-168.92円

(山下)
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