欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、上値重い

 27日の欧州外国為替市場でユーロドルは上値が重い。22時時点では1.0849ドルと20時時点(1.0863ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。1.0860ドル前後で推移していたが、ビルロワドガロー仏中銀総裁が「ECBは7月の追加利下げを排除すべきではない」と連続利下げを示唆すると売りで反応し、一時1.0841ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円も頭が重い。22時時点では170.14円と20時時点(170.39円)と比べて25銭程度のユーロ安水準だった。仏中銀総裁のハト派発言を受けて170.03円付近まで値を下げている。

 ドル円は22時時点では156.82円と20時時点(156.85円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。メモリアルデーで米国市場が休場とあって動きは鈍い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:156.67円 - 157.04円
ユーロドル:1.0838ドル - 1.0867ドル
ユーロ円:169.97円 - 170.50円

(越後)
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