ニューヨーク外国為替市場概況･2時　ドル円、底堅い

　28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では156.96円と24時時点（156.86円）と比べて10銭程度のドル高水準。NY勢参入後もアジア・欧州時間同様に157.00円を前に足踏みとなっていたが、2時前には157.00円をワンタッチするなど底堅い動き。また、米2年債入札がやや低調だったこともドル円を支えた。

　ユーロドルは小動き。2時時点では1.0875ドルと24時時点（1.0875ドル）とほぼ同水準だった。米長期金利が高い水準を維持していることで上値は抑えられているが、値動きは小幅にとどまっている。
　
　ユーロ円も堅調。2時時点では170.69円と24時時点（170.59円）と比べて10銭程度のユーロ高水準。ドル円が底堅い動きをしていることで、クロス円も堅調。ユーロ円は2時前に170.72円前後まで買われて日通し高値に迫ったほか、ポンド円は200円半ば、豪ドル円も104円半ばで堅調地合いを維持している。


本日これまでの参考レンジ
ドル円：156.59円　-　157.00円
ユーロドル：1.0855ドル　-　1.0889ドル
ユーロ円：170.28円　-　170.74円


（松井）