今日の株式見通し-堅調か ダウ平均は下落もエヌビディアが強くナスダックは上昇
東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均が下落し、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は216ドル安の38852ドルで取引を終えた。5月の消費者信頼感指数が予想を上回ったことや、米国債の入札結果が低調と受け止められたことなどから、長期金利が上昇。インフレ長期化懸念から売られる銘柄も多かった。ただ、これを受けてもエヌビディアが大幅高となっており、半導体株を中心にグロース株には買いが入った。ドル円は足元157円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて110円高の38960円、ドル建てが120円高の38970円で取引を終えた。
エヌビディアは7%近い上昇となっており、半導体株に好影響が見込まれる。CME225先物はプラススタートを示唆しており、日本株はダウ平均の下落よりもナスダック高を好感する地合いになると予想する。米金利上昇は懸念材料ではあるため、上値追いには慎重になると思われる。ただ、金融株は買われないまでも売られることはないだろうから、主力大型株の多くが底堅く推移すると期待できる。強弱材料が混在しているため、寄った後はこう着感が強まり、小高い水準でのもみ合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは38700円-39200円。
エヌビディアは7%近い上昇となっており、半導体株に好影響が見込まれる。CME225先物はプラススタートを示唆しており、日本株はダウ平均の下落よりもナスダック高を好感する地合いになると予想する。米金利上昇は懸念材料ではあるため、上値追いには慎重になると思われる。ただ、金融株は買われないまでも売られることはないだろうから、主力大型株の多くが底堅く推移すると期待できる。強弱材料が混在しているため、寄った後はこう着感が強まり、小高い水準でのもみ合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは38700円-39200円。