今日の株式見通し-軟調か 長期金利が上昇しダウ平均が605ドル安
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は605ドル安の39065ドルで取引を終えた。複数の指標が足元の経済の強さを示す内容となり、長期金利が上昇。好決算を発表したエヌビディアは9%超上昇したが、他の銘柄は半導体株含めて幅広く売られ、3指数そろって終盤にかけて下げ幅を広げた。ドル円は足元156円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて540円安の38560円、ドル建てが530円安の38570円で取引を終えた。
ダウ平均の下げ幅は今年最大となった。きのうの東京市場ではエヌビディアの時間外の急伸をみて米国株の堅調を織り込んでおり、失望の反応が強めに出てくることになるだろう。CME225先物からは、日経平均はスタートから前日の上げ分(486円高)を消失する展開も想定される。本日の米国株を見極めたいところで、腰の入った買いは期待しづらい。場中も下押し圧力の強い地合いが続きそうだ。寄り前には4月の消費者物価指数(CPI)が発表される。国内でも長期金利が上昇傾向にあるだけに、CPIが強く国内金利が上昇した場合には、リスク回避の売りに拍車がかかる公算が大きい。日経平均の予想レンジは38300円-38800円。
ダウ平均の下げ幅は今年最大となった。きのうの東京市場ではエヌビディアの時間外の急伸をみて米国株の堅調を織り込んでおり、失望の反応が強めに出てくることになるだろう。CME225先物からは、日経平均はスタートから前日の上げ分(486円高)を消失する展開も想定される。本日の米国株を見極めたいところで、腰の入った買いは期待しづらい。場中も下押し圧力の強い地合いが続きそうだ。寄り前には4月の消費者物価指数(CPI)が発表される。国内でも長期金利が上昇傾向にあるだけに、CPIが強く国内金利が上昇した場合には、リスク回避の売りに拍車がかかる公算が大きい。日経平均の予想レンジは38300円-38800円。