ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、軟調

 29日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは軟調。24時時点では1.0814ドルと22時時点(1.0846ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.60%台まで上昇するとユーロ売り・ドル買いが優勢となった。24時前には一時1.0811ドルと日通し安値を更新した。

 ドル円は堅調。24時時点では157.49円と22時時点(157.19円)と比べて30銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが出ると一時157.54円と1日以来の高値を更新した。

 ユーロ円は頭が重かった。24時時点では170.32円と22時時点(170.50円)と比べて18銭程度のユーロ安水準。21時過ぎに170.76円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値170.80円がレジスタンスとして働くと失速した。ユーロドルの下落につれた売りも出た。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.92円 - 157.54円
ユーロドル:1.0811ドル - 1.0860ドル
ユーロ円:170.17円 - 170.80円


(中村)
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