欧州外国為替市場概況・20時 ユーロ円、一段安

 4日の欧州外国為替市場でユーロ円は一段安。20時時点では168.36円と17時時点(169.21円)と比べて85銭程度のユーロ安水準だった。日欧米株価指数が軟調に推移したほか、原油・銀・銅などコモディティ市場も大幅に下げるなど、リスクオフムードが広がるなか、外国為替市場では円が独歩高の展開に。ユーロ円は一時168.11円まで売り込まれたほか、豪ドル円は102.61円、カナダドル円は112.96円、メキシコペソ円は8.51円まで下げ幅を拡大した。

 ドル円は売り継続。20時時点では154.93円と17時時点(155.38円)と比べて45銭程度のドル安水準だった。円全面高の展開が続き、節目の155円を割り込むと154.71円まで下値を広げている。もっとも、同時にドル高も進んだため、クロス円に比べると下落スピードは緩やか。

 ユーロドルは弱含み。20時時点では1.0866ドルと17時時点(1.0890ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ安水準だった。リスクオフの動きからストレート通貨は全般弱く、一時1.0863ドルまで値を下げている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:154.71円 - 156.49円
ユーロドル:1.0863ドル - 1.0916ドル
ユーロ円:168.11円 - 170.73円

(越後)
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