欧州外国為替市場概況・20時 ユーロ円、上値重い

 11日の欧州外国為替市場でユーロ円は上値が重い。20時時点では164.24円と17時時点(164.51円)と比べて27銭程度のユーロ安水準だった。欧州勢参入後に買いが強まり、一時164.70円と本日高値を付けた。もっとも、独DAXが下落したことなども重しとなり、一巡後は164.20円付近まで失速している。

 ドル円も頭が重い。20時時点では153.07円と17時時点(153.13円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。一時153.29円と約34年ぶりの高値を更新したが、高値警戒感があるなかで利食い売りに押された。

 ユーロドルは20時時点では1.0730ドルと17時時点(1.0743ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の失速などの影響を受けて1.0726ドルまで値を下げるなど戻りが鈍い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:152.76円 - 153.29円
ユーロドル:1.0726ドル - 1.0750ドル
ユーロ円:164.14円 - 164.70円


(越後)
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