欧州外国為替市場概況・22時 ユーロ円、下げ渋り

 20日の欧州外国為替市場でユーロ円は下げ渋り。22時時点では162.10円と20時時点(162.06円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。20時30分過ぎには一時161.78円まで下落したものの、すでに高値から2円近くの大幅安となっていることもあり、急ピッチで下げた反動から下げ渋り。その他クロス円とともに買い戻しが入り162円台を回復している。

 ドル円も下げ渋り。22時時点では148.30円と20時時点(148.32円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。一時148.10円と10月3日以来の安値を更新したが、NY勢の本格参入を前に売りは一服。米10年債利回りが上昇していることも支えとなり、148.40円台まで持ち直す場面もあった。

 ユーロドルは22時時点では1.0930ドルと20時時点(1.0926ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。円相場となっているため、ユーロドル自体は依然として値動きが鈍い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:148.10円 - 149.99円
ユーロドル:1.0898ドル - 1.0940ドル
ユーロ円:161.78円 - 163.56円

(越後)
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