欧州外国為替市場概況・20時 ユーロ円、買い戻し

 11日の欧州外国為替市場でユーロ円は買い戻し。20時時点では157.64円と17時時点(156.78円)と比べて86銭程度のユーロ高水準だった。上昇して週明けの取引をスタートした欧州株の動きを眺め、クロス円は東京および欧州序盤にかけて進んだ円高の反動でショートカバーが強まった。ユーロ円は157.70円付近、ポンド円は一時183.91円まで上昇。豪ドル円は94.46円まで日通し高値を更新し、週明け早朝の窓を完全に埋めた。

 ドル円も反発。20時時点では146.90円と17時時点(146.18円)と比べて72銭程度のドル高水準だった。クロス円と同様にショートカバー優勢で、146.93円前後まで戻した。

 ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.0732ドルと17時時点(1.0726ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。円絡みの通貨ペアのショートカバー優勢のなか、対ドルでの各通貨の強弱はまちまち。ユーロドルは限られたレンジで上下した一方、ポンドドルはポンド円の上伸を支えに一時1.2537ドルへ上昇した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.91円 - 147.28円
ユーロドル:1.0707ドル - 1.0741ドル
ユーロ円:156.59円 - 157.90円

(関口)
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