欧州外国為替市場概況・22時 ユーロ円、戻り鈍い

 24日の欧州外国為替市場でユーロ円は戻りが鈍い。は22時時点では156.32円と20時時点(156.52円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。低調な欧州PMI速報値を受けて景気悪化懸念が高まるなか、NY勢が売りで参入すると一時156.27円まで下値を広げた。独DAXがマイナス圏に沈んだことも重しとなった。

 ユーロドルは反発力が弱い。22時時点では1.1088ドルと20時時点(1.1091ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下などを支えに1.1109ドル付近まで持ち直す場面があったが、欧州景気不安から一巡後は戻り売りに押される形で1.1080ドル台まで失速している。

 ドル円は下げ止まり。22時時点では140.98円と20時時点(141.12円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。米金利低下に伴って一時140.85円と本日安値を付けたが、一段安ともならず、その後は141円を挟んで方向感を欠いた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:140.85円 - 141.81円
ユーロドル:1.1066ドル - 1.1147ドル
ユーロ円:156.27円 - 157.81円


(越後)
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