欧州外国為替市場概況・20時 ユーロ円、しっかり

 30日の欧州外国為替市場でユーロ円はしっかり。20時時点では159.35円と17時時点(159.04円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。独州のCPIが相次いで強い結果となり、21時に予定されている8月独消費者物価指数(CPI)速報値への期待感が高まるなか、20時過ぎには一時159.44円まで上値を伸ばした。なお、直近22日高値の159.49円が目先のレジスタンスとして意識される。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.0890ドルと17時時点(1.0864ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ高水準だった。独インフレへの期待感からユーロ高が進み、一時1.0894ドルと昨日高値の1.0892ドルを上抜けた。

 ドル円は伸び悩み。20時時点では146.32円と17時時点(146.38円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。一時146.54円まで上昇したものの、対欧州通貨主導でドル売りが強まると次第に上値が重くなっている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:145.78円 - 146.54円
ユーロドル:1.0855ドル - 1.0894ドル
ユーロ円:158.55円 - 159.44円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。